もう一度、ガス給湯器とガス代について考える

アヒルちゃんのお風呂
ガス給湯器を省エネのものに交換すると月々のガス代が安くなります。
それはガス給湯器のエネルギー効率が良くなることが理由で、水を温めることなく排出されていたエネルギーが減少する、と言い換えることも可能です。
基本的なガス給湯器の仕組みは、ガスを燃焼させて熱を発生させ、それで水を温める形です。そして水を温めるのに使われなかったエネルギーは排気として放出されます。屋外に設置されたガス給湯器が作動中に、熱い空気を放っているのを気づいた人も多いと思います。あれがエネルギーロスである排気です。
あの排気をもう一度、水を温めるのに使うタイプの物があります。これは専門的には潜熱回収型給湯器といいますが、一般的にはエコ給湯器と呼ばれています。このタイプはエネルギーのムダが少ないため、従来型と同じように使用してもガスの消費量が少なくてすみます。なので当然ガス代も安くなって家計を助けてくれます。エコ給湯器のメーカーによれば、従来はおよそ200℃だった排気が50℃まで減少するそうです。導入にあたっては初期コストがかかり、それをペイできるか否かは家庭の使用量によって変わってきます。

他にはハイブリッド給湯器と呼ばれるタイプも省エネ効果が大きいといわれています。ハイブリッド自動車はガソリンと電気で走りますが、ハイブリッド給湯器はガスと電気で水を温めます。ガス給湯器はエネルギー効率が悪いのが欠点でしたが、それを電気で補う構造になっています。また電気給湯器と比較して、すぐにお湯が供給されることがメリットです。エコ給湯器と比較しても光熱費が安く、地球環境にも優しいわけです。
ただし初期コストが高いことと、サイズが大きいことが欠点です。床暖房にも熱を供給するタイプだと50万円を超えることもあります。ヒートポンプユニットと貯湯ユニットに分かれている製品も多いようです。予算と設置スペースのメドが立たずに導入を断念する家庭も少なくないと思われます。